曽於・肝属ブロックで交通死亡事故が多発しています
県内の交通死亡事故発生状況につきましては、10月17日現在、死者数54人と昨年同時期に比べ8人と減少しております。
しかし、10月8日から10月17日までの10日間に、曽於・肝属ブロック(曽於市、志布志市、鹿屋市、垂水市、大崎町、東串良町、肝付町、錦江町、南大隅町)において交通死亡事故が3件発生し、3人が死亡するという極めて憂慮すべき状況となりました。
今年の交通死亡事故の特徴として、
○全死者(54人)の7割以上を高齢者が占めている(39人)。
○歩行中の死者が20人で、全体の約4割を占めている。
○高齢者の歩行中死者18人のうち、12人が夜間に被害に遭っており、全員が夜光反射材非着用、さらに加害車両は全て前照灯を下向きにしていた。
等が挙げられます。
夜間歩行中における死亡事故の大半は、いずれも自動車のライトが下向きで、歩行者発見が遅れている事態にあります。
夕暮れ時は早めの点灯を、夜間の走行は速度を控えめにし、
” 前 照 灯 は 原 則 上 向 き ” を徹底してください。
進路前方左右の安全確認をしっかりと行いましょう。
夜間歩行中は ” 反 射 材 の 着 用 ” を徹底してください。
交通安全は防犯と同じで、ちょっとした心がけが、皆様の命を守る事にも繋がります。