火災検知システム
放火監視(炎)センサーなら発火・放火行為を発見、報知できます!
平成23年度共同住宅での火災被害認知件数は289件でした。
マンションの場合、一戸建て住宅以上に注意する必要があるのが「火災」です。何故なら、逃げるのに時間がかかる為、火災が発生すると大きな被害となるからです。
その火災の原因でここ14年間連続して1位なのが「放火」
放火に対しては、炎の段階で早期発見をする事が被害を拡大しない為の最も大切なポイントです。また、ゴミ置場等に燃えやすい古新聞、古段ボール箱等を放置しない事やゴミの出す曜日・時間を守る、共有部の清掃、住民同士の挨拶の徹底、共有部への防犯カメラの設置等が効果的です。
又、共有スペース等が最近「禁煙」となっていますが、住民等で守らず喫煙する人もいます。そうした場合に住民が注意したりするとトラブルになる可能性もあります。そうした「禁煙場所での喫煙対策」にも炎センサーは音声メッセージでソフトに威嚇しますので、最適です。
炎センサーは、ライターやマッチから発する炎を敏感に感知し報知。屋内用は5m先の3cmの炎を検知でき、屋外用は10m先の7cmの炎を検知できます。
炎が出ると素早く反応し、
- その場で音声メッセージで警告
- 管理場所のコントローラに連絡し、ベルやサイレンを鳴らし周囲に報知
- 人為的な被害も未然に阻止する事ができます
- 配線へ悪戯されない為に、ワイヤレスシステムも可能です
- 防犯カメラやコントローラを組み合わせる等して、携帯電話(FOMA)に異常発生時の動画を送信すること等も可能です
主な使用機器
室内用放火監視センサー(FWS-1000)
5m先の3cmの炎を瞬時にキャッチ!日本消防検定協会鑑定品の炎監視センサーが火災発生を監視します!
機能・特徴
- 放火監視センサーを用いた放火監視機器に係る技術上のガイドラインに基づいた日本消防検定協会の鑑定を取得しています。
- 炎に含まれている紫外線を検知しますので、小さな炎が出た瞬間に動作し、火災になる前に警報を出力します。
- 電池式により配線不要で設置できます。また、入手性の良い単3アルカリ電池を使用していますので電池交換も簡単です。尚、電池寿命は約2年ですが、オプションのリチウム電池採用により約5年に延長できます。
- 丸型デザインにより、天井・壁に違和感なく設置できます。
- 警報ブザーは70dB以上の大音量です。
- 3段階の検知タイマー設定により、誤動作を防止できます。
室内用炎センサー(FS-2000)
7cmの炎を10m先で瞬時にキャッチ!エリア調整機能により設定が簡単。
機能・特徴
- 炎に含まれている紫外線を検知しますので、小さな炎が出た瞬間に動作し、火災になる前に警報を出力します。
- センサーヘッドが垂直方向に4段階(30度)可変できますので、任意の検知エリアが設定可能です。
- 複数のセンサーを設置されている場合でも、警報を出力したセンサーを特定する事が可能です。センサー本体のメモリー表示灯が警報出力後3分間点滅、47分間点灯します。
- 炎検知時は内蔵ブザーが鳴動すると共に、外部出力(無電圧リレー接点)が取り出せますので、遠隔地の防災用コントローラ等に接続できます。
屋外用炎センサー(FS-5000)
30m先の炎を瞬時にキャッチ!屋外設置が可能な画期的な紫外線検知型炎センサー
炎に含まれる紫外線を素早く検知し、外部出力動作を行うセンサーです。
機能・特徴
- あらゆる誤動作要因を想定し、屋外使用時に最適な検知感度が得られるよう、感度設定2段階(H・L)、検知タイマー設定4段階(1秒・6秒・15秒・30秒)を設けました。合計8段階の検知条件により環境に応じて設定ができます。更に付属のエリアマスクシールを使って、不要な検知エリアを削除する事もできます。
- スマートな外観のハウジング一体型ボディは各種設置場所にマッチ。独自のボールロック式機構により、設置後の検知エリア調整も自由自在。
- 複数のセンサー使用時に、警報動作を行ったセンサーの特定ができるようメモリー表示機能を搭載。センサー発報後、メモリー表示灯が3分間点滅、47分間点灯します。
- 動作モード調整ボリュームにより、周囲の明るさに応じて出力動作を制御する事ができ、夜間のみ使用も可能です。
屋外用炎センサー(FS-6000)
30m先の炎を瞬時にキャッチする超高感度な炎センサー。屋外設置が可能で、音声報知機能付です。
機能・特徴
禁煙報知、火災厳禁報知の2種類の音声及び警報音の中からディップスイッチにより選択が可能です。更に、本体裏面のボリュームにより、音声出力の音量を調整する事ができます。
4段階の検知タイマー設定と感度ボリュームによる感度調整(40%~100%)を併用する事により、現場に応じた最適な検知感度が得られます。更に付属のエリアマスクシールを使って不要な検知エリアを削除する事もできます。
設置場所の紫外線環境を音と表示灯でモニターします。これにより、周囲の紫外線源(誤動作要因)の強さをチェックでき、設置時や動作不安定時の確認が容易にできます。
スピーカ一体型の目立たないブラックボディは、そのままで屋外設置が可能です(防雨構造)。また、広範囲な角度調整機能により、エリア調整も簡単に行えます。