病院への侵入窃盗被害は平成23年、年間で1,735件発生しています。入院施設のある病院の場合には「人がいるから安心」「ベルなどが鳴ると入院患者が驚くから」といった理由で錠前だけしかしていない場合もあるようです。しかし、病院は人の出入りが多く、夜間に院内をうろついていても入院患者の家族だと誰も不振に思われないため、泥棒にとっても「侵入しやすい環境」なのです。泥棒の中には病院ばかりを狙って侵入するものもいます。
現金は置いていなくても、ノートパソコンを盗まれる被害が多発しています。
パソコンには患者の病歴など個人情報が入っているため、万が一侵入窃盗被害に遭った場合には被害者にも関わらず情報漏洩の加害者扱いをされてしまい、社会的に謝罪などを行う必要が出てくるなど、病院として大きな信用失墜に繋がります。
病院の事務室はもっと厳重に防犯対策を行う必要があります。
夜間も人がいて、全体の警備ができない場合は重要箇所だけ警戒する「ポイント警戒」が有効です。
ポイント警戒で、侵入と同時に威嚇!それ以上の犯行を諦めさせ、被害を最小限に留めます。異常は宿直の職員に通報します。
入退出システムとの連動をすると、事務室への入退室を関係者だけに制限できるとともに、誰が、いつ入退室したかが記録で残せます。
入退出管理システム
- 金庫のある事務室
- 離れた場所に報知 → 宿直の職員に報知
- や金の看護師や介護士に報知
1.侵入者を検知 あらゆるセンサーが侵入者を検知します
2.侵入と同時に威嚇 サイレンやフラッシュライトで威嚇します
3.異常を検知 離れた場所へ異常を報知します