認知症患者の方が徘徊して病院の外に出てしまい、行方不明になったり交通事故に遭ったりする事故が発生しています。
行方不明になった場合には見つかるまで職員で探すこととなり、忙しい中での時間の工面やその精神的なストレス等は計り知れないものがあります。
こうした認知症患者の病院外への徘徊をすぐに検知するのが「徘徊検知システム」です。
送信機を携帯している徘徊者が外に出ようとするとナースステーションにチャイム音でお知らせします。
徘徊の早期発見にこんなところで導入
- 認知症患者のいる病院
- デイケアサービスのある病院
主な使用機器
アクセスコール送信機(AC-T)
常時発振する送信機です。徘徊お知らせ、位置確認など幅広い用途に対応できる送信機です。
機能・特徴
- アクセスコール受信機と組み合わせて使用します。専用受信機で受診して接点もしくは、データ出力、チャイム鳴動によりシステムを組めます。
- 電池寿命6ヶ月。動きの早いご老人のお知らせシステム等に適しています。
- 重さは18g、厚み11mmと小型軽量で日常生活防水になっています。
- 樹脂ケースに抗菌材料を使用していますので安心です。
- 3種類の付属品(リストバンド・お守り袋・首掛け紐)を付けています。
- オプション(別売品)として、送信機を取外せない固定バンドセットや服に縫い付けてキーで開閉する取外し防止袋を用意しています。
アクセスコール受信機(AC-1R)
送信機の電波をしっかりキャッチ!病院やシルバー施設で役立つ受信機です。
機能・特徴
- 送信機が発振する電波信号を受信し、無電圧リレー接点及びデータを出力します。
- 受信感度ボリュームで感度調整が可能。
- 外部出力タイマーボリュームで出力時間の調整が可能(オフディレイ動作)。
- 4種類の報知音を送信機で設定。
- システム拡張用データ出力機能を内蔵。
人の動きセンサー(HM-6706)
徘徊お知らせシステムのエリア設定、生活安心報知システムの検知センサーとして最適です。
機能・特徴
- 電波のみでは不明確なエリアをAND入力センサーとして受信するエリアを確定します。
- ご老人がシルバーマンション等の各個室で安心で快適に生活していただく為のセンサーです。
- コンパクトな薄型デザインです。ホワイトのボディとシンプルなドーム状デザインですので、ヘルスケア施設やシルバーマンションにマッチします。
- 検知表示は優しいイメージの緑色LEDです。
- システムのセット/解除の設定状態をセンサー本体(赤色表示灯)で確認できます。
- センサーの検知動作を外部から停止させる事ができます。
- 出力接点に半導体リレーを採用していますので、動作音がせず静かです。
チャンネル表示盤(CHN-10)
10系統の信号入力をチャイムとLEDで表示し、4ヵ所まで増設可能な表示盤
機能・特徴
- 接続された機器からの信号が入力されると、チャイム音の鳴動とLEDにより表示しますので、接続機器の動作状態が一目で確認できます。
- 本体のリセットスイッチを押すまで連続出力する「保持モード」と、オフディレイ3秒間出力し自動復旧する「3秒モード」が切り替えられますのでシステムに応じた設定が行えます。
- 各チャンネル毎に機能ON/OFFスイッチを装備しましたので、必要なときに必要なチャンネルのみ運用が行えます。
- 表示盤は最大4ヵ所まで増設できますので、大規模なシステムにも対応可能です。